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家庭用ミシン 針釜タイミングの確認方法(水平全回転式針釜)

こんにちは! ミシンの病院医院長、1級縫製機械整備士の早乙女です。
家庭用ミシン 針釜タイミングの確認方法(水平全回転式)  

1)厚地も無理に縫った後から急に縫えない  2)すごい音がしてミシンが停止したなど、ミシンに大きな負荷をかけた後、下糸が上がってこない、縫い目にならない原因の1つに針釜タイミング不良があります。
縫えない原因が針釜タイミングずれなのか ミシン針の糸通し穴と外釜の剣先の交差位置で誰でも解りますのでご自身で確認してみましょう。

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この位置が正常な針釜タイミング位置です。
直線縫い左基線の状態ではずみ車を反時計方向へ回し、針が最下点から上がりはじめ、釜の剣先と針が交差するポイントを確認します。
針穴が外釜の剣先よりも、糸通し針穴一個分ほど下位置にあれば正常に縫える状態です。

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完全な針釜タイミング不良の位置です。
外釜の剣先よりも針穴が上に来てしまっている状態。
下糸を引き上げることができず縫えません。

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針釜タイミング不良の位置です。
外釜の剣先よりも針穴がギリギリ下にあり、下糸を引き上げることができても、目飛びするなど正常な状態ではありません。


針釜タイミングが正常なのに縫えない場合
1) ミシン針が曲がっている
2) 針釜隙間不良など他の原因
まずは新しいミシン針を交換し再度、縫えないか確認してみてください。


確認した結果、針釜タイミング不良と判断した場合はご自身での回復が不可能なのでミシンショップやミシン専門店での修理してください。

2019 08 05 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


シンガー職業用ミシン LW103S(修理・オーバーホール) ブラザーヌーベル ヌーベルクチュール JUKI シュプール TL90 TL96 TL98 TL25 TL30 SL300EX 

こんにちは! ミシン販売専門店の修理担当、郡司です

今回は、シンガー職業用ミシン LW103Sの修理・オーバーホールです。


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ランプは点灯するがモーターが回転しないとの相談でお送いただきました。


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通電されているのにモーターが回転しない原因としてメインモーター、フットコントローラーの不良が考えられます。
テスターで検査した結果、メインモーターが原因でフットコントローラーに負荷はかかり、破損したことが解りました。 この場合はメインモーターとフットコントローラーの2つの交換が必要ですが既に純正品の供給が切れているため汎用部品を使い回復させます。
左側がシンガー純正のメインモーター、右側が職業用対応の汎用モーターYDK YM61です。


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モーターベルトもメーカー機種によって異なりシンガーLW103SはXL用シンクロプーリの交換が必要です。


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プーリ交換後


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メインモーターの固定板に汎用モーターの固定ネジ位置に穴を2箇所開けて固定します。 ※固定板の微調整幅が狭いためベルトの張りを考慮した位置で穴を開けないと上手く固定できない事も有りえます。


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フットコントローラーの差し込み口配線はON/OFF電源スイッチを使わず、コネクターを差し込んで通電する単純配線にしました。


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固定板に穴を開けてフットコントローラーの差し込み口を固定。


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各部点検、試縫いを行い完了です。
今回、ブラザーTA3-B625 B626 B627 用として販売されている汎用パーツを利用して回復させましたがミシン自体のオーバーホールを含め専門店で加工される事をお勧めします。


使っているミシンの調子悪く、お困りになった時やミシンの点検、オーバーホールを考えている方、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください!

■ミシン販売専門店、修理の問い合わせ先
TEL : 0120-28-5828 (フリーダイヤル)
FAX : 03-3329-5567
修理問い合わせはこちら

2016 02 23 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


JUKIロックミシン MO-334D 【修理、オーバーホール】 MO252 MO522 MO113 MO114D MO333 MO344D

こんにちは! ミシン販売専門店の修理担当の角屋です

今回は、JUKIロックミシン MO-334Dの修理、オーバーホールです。


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縫製中に急停止、ランプは点灯するがフットコントローラーを踏んでもモーターが動かない状態。


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外装を分解します。


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モーターカーボンは消耗しスプリングのみの状態でした。


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下側が新品のモーターカーボンです。片側のカーボンは数ミリ有りましたがほぼ消耗していました。


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各部クリーニングします。


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クリーニング後、ギヤー部はグリスアップ、可動部には注油をします。 


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糸調子数字(5)標準位置で綺麗にオーバーロックができるよう引張力調整を行います。


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ロックミシンの引張力調整は微妙な調整が必要なので試縫いも多く行います。


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調整後の縫い目です。


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上メス交換、各部点検を行い完了です。 今回のMO-334Dの外装部はオールプラスチック製のため経年劣化により変色が見られましたが内部機構の動きも良く、まだまだ使いそうなロックミシンでした。

使っているミシンの調子悪く、お困りになった時やミシンの点検、オーバーホールを考えている方、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください!

■ミシン販売専門店、修理の問い合わせ先
TEL : 0120-28-5828 (フリーダイヤル)
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2016 02 06 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


ブラザー電動ミシン HL2-B254【修理とオーバーホールブラザー】ブラザーミシン修理 B254  コンパルDX751 コンパルエース760 オーパス8 820  コンパルエース765 コンパルエース766 オーパス8 821 

こんにちは! ミシン販売専門店の修理担当、角屋です
今回は、ブラザー電動ミシン HL2-B254の修理とオーバーホールです。


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当店へメールでの不具合相談で久しぶりに使用したら針が全く上下しないとの事でお送りいただきました。


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早速、中釜から分解、内部に劣化したミシン糸の固着があります。


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針板を外した送り歯です。 長年のゴミが送り歯の隙間に詰まっている状態です。


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下軸部です。 全体的には錆、ゴミは少ないようです。


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メインモーターも含め外装部を分解します。


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上糸調子部です。 全て分解し、クリーニングします。


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モーターベルトです。 上が新品、下が劣化したベルトです。劣化したベルトは触るとボロボロと粉状になりますので定期的に交換します。


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押さえ金と針板です。 針板の針落ち穴に針傷がありますので研磨します。


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下糸巻きのゴム輪交換後、自動停止位置調整をします。


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各部点検、縫いテストをして終了です。
今回の不具合は中釜部の糸絡みが原因でした。30年以上前のモデルとしては錆や腐食も無く、今後についても定期的にメンテナンスを行えば何十年も使えると思います。

使っているミシンの調子悪く、お困りになった時やミシンの点検、オーバーホールを考えている方、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください!

■ミシン販売専門店、修理の問い合わせ先
TEL : 0120-28-5828 (フリーダイヤル)
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2016 01 18 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


ブラザー修理技術講習会

こんにちは! ミシン販売専門店の修理担当の郡司です。

今回、初めてブラザーミシンの最新モデル コンパル900、700シリーズの技術講習会に参加しました。目的としては特約店限定で個人経営のブラザーショップや大手特約店でのアフターサービス力の向上と最新モデルでの正確な調整方法などマスターすることです。


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早速初めます。使用したミシンは新商品のコンパル900です。


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まずは、補助テーブル・フリーアームカバー・面板を外すところから始まります。

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前面/背面外装カバーのツメに気を付けながら剥がし、メインフレームが見えるようにします。


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こちらは背面から見たものです。


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底板を外した後は倒して作業します。
分解作業を行った後、お昼休みを挟んで、午後からは再び元の状態にするために、組立と調整を行いました


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結束バンドをリッパーで切った箇所は結束バンドで再び結び、リード線を正確に元あった電子基板に付け直して、分解の手順とは逆に面板・メインフレーム&カバーなどをはめ込んでいきます。


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ミシンを正常に動作させるために、針棒や針穴糸通しの高さ、また針隙左右差の調整、送り歯の高さ調整などを行った後、元の状態に戻し試運転をして、終了となりました。

今回は最新モデル、ブラザーコンパル900の分解手順を習いましたが配給された分解用のサービスマニュアルを見て復習したいと思います。当店は50年以上前の足踏みミシンから最新モデルまで正確かつ丁寧な修理ができます。

使っているミシンの調子悪く、お困りになった時やミシンの点検、オーバーホールを考えている方、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください!

■ミシン販売専門店、修理の問い合わせ先
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2015 11 28 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


シンガーコンピューターミシン メリットComputer7800 「E6エラー表示修理、オーバーホール(総点検)」 シンガーミシン修理 アプリコット singerミシン monami モナミ 

こんにちは! ミシン販売専門店の修理担当の角屋です
今回は、シンガーミシン コンピューター7800 Computer7800のE6エラー、作動不良の修理とオーバーホール(総点検)を行います。


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シンガー文字縫い内蔵コンピューターミシンのメリット(コンピューター7800)E6エラー表示が出て縫えない状態との電話相談でお送りいただきました。


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外装分解をし、原因を確認します。針棒の駆動部分が固着している状態でした。


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ステッピングモーター部もこのようにグリスが固まり動きが悪い状態です。


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針棒、針棒クランク他関連部品を分解、掃除を行います。


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外装も洗浄クリーニングしました。


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組立て後、仮試縫いをしましたが目飛びが出ました。 原因は、針釜隙間が広いため目飛びされていました。

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適正隙間に調整後の縫い目です。

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針板の針傷研磨、他点検、縫い模様全て試縫いを行い修理完了です。
今回のミシンは、各駆動部分の動きが悪く、メインモーターにも負担がある状態でした。
ミシンの動きが重い状態で使用されますと悪い部品以外の他部品にも負担がかかります。
縫った時、今までとは縫う感触、異音、エラー表示された時はそのまま使わずにミシン販売専門店へ相談することをお勧めします。

使っているミシンの調子悪く、お困りになった時やミシンの点検、オーバーホールを考えている方、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください!

■ミシン販売専門店、修理の問い合わせ先
TEL : 0120-28-5828 (フリーダイヤル)
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2015 11 26 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


ブラザーミシン修理 オーパス8 B821【オーバーホール】ブラザー修理 ペースセッター コンパル コンパルL ヌーベル修理 ヌーベルクチュール修理

こんにちは! ミシン販売専門店、修理担当の郡司です
今回は、ブラザーミシン オーパス8の修理、オーバーホール(総点検)を行います。


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お客様からの電話相談でミシンを購入されて30年以上経過、現在も順調に縫えていますが今後も大切に使いたいとのご希望が有り、オーバーホールのため当店へお送りいただきました。


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ボディーをオールクリーニング完了


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当時の基板には無数の電子部品が付いていて複雑な構造です。 エアーで隙間のほこりを除去します。


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タイミングベルトとモーターベルトです。 大きな劣化も無く、このまま使用できました。モーターベルトがトランスを避けるような三角的ベルトレイアウトになっています。 


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注油、グリスアップします。


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針釜隙間調整・・・低速や高速回転をさせてベストな針釜の隙間調整をします。


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ブロード地2枚重ねでの試縫いです。  縫い目は良好。


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電球、ボビンケースを交換しましたが機械的には現役で十分使用できるミシンでした。
1980年前後から1999年位までのモデルは耐久性があるモデルが多く発売されていました。
押し入れや物置に保管してあるミシンは1度、オーバーホール(総点検)をしましょう。

ご使用されているミシンが調子悪く、お困りになった時は、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください!

■マイミシン修理の問い合わせ先
TEL : 0120-28-5828 (フリーダイヤル)
FAX : 03-3329-5567
メール問い合わせはこちら

2015 10 31 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


ブラザーミシン修理  CPS42【糸立て棒の陥没修理】CPS-42 PS202 PS205 MS201 A35 ブラザーミシン修理 ジャノメミシン修理 JUKIミシン修理 Elnaミシン  ステラtx修理 オーバーホール 

こんにちはミシン販売専門店、修理担当の角屋です
久々のブログです。これから定期的にブログ更新しますので見てください。


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お客様からの修理相談でミシンを使おうとしたら糸立て棒がミシン本体から引っ張り出せなとの故障でお送りいただきました。


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早速、拝見します。標準より1cm位は下糸巻軸が陥没して手で引っ張っても引き抜けない状態です。


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外装を外します。


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画像はぼけていますが糸立て棒が内部のプラスチック製の壁部に棒先が刺さっていましたので落下が原因の可能性も考えられます。


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ペンチで曲がった糸立て棒を外し新しい部品に交換します。


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正常な状態に直した糸立て棒の長さです。正常だと2㎝です。当店の保証期間中でしたので今回は無償修理で対応致しました。
糸立て棒に強い力で物が当たったり、ミシンの落下等、かなりの衝撃が無いとこのような状態にはならないと思います。 糸立て棒が曲がっている可能性がある場合には無理に引っ張ろうとするとミシン本体の破損に繋がることもございますので、専門店での回復修理をお勧めします。

使っているミシンの調子悪く、お困りになった時やミシンの点検、オーバーホールを考えている方、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください!

■ミシン販売専門店、修理、オーバーホールの問い合わせ先
TEL : 0120-28-5828 (フリーダイヤル)
FAX : 03-3329-5567
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2015 10 20 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


ブラザーミシンPC8000の天びんシャッターについて

こんにちはミシン販売専門店、修理担当の早乙女です
今回はブラザーコンピューターミシンPC8000の天びんシャッターについて掲載します。
何らかの原因で天びんシャッターがボディーに引っ掛かり、押さえレバーを下げても、
スタートボタンが赤色で点灯し、天びんシャッターが閉じないとの問い合わせ、修理依頼があります。
下記、症状でしたらご自身で解消可能なので症状を確認してみてください。


天びんシャッター付きタイプの正常な状態
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押さえが上がっている場合・・・スタートボタンの色は赤色で天びんシャッターが
開いている状態


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押さえが下がっている場合・・・スタートボタンの色は緑色で天びんシャッターが
閉じている状態


天びんシャッター付きタイプの不正常な状態

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この様に天びんシャッターがボディーに引っ掛かり、押さえレバーを下げても
スタートボタンは赤色が点灯する場合があります。
押さえが下がっているのにスタートボタンの色は赤色で天びんシャッターが
開いている状態ですと液晶画面に押さえを下げて下さいの表示やピピピと音が鳴ったりします


解消方法
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ミシン本体、右裏側の+ネジをドライバーでゆるめる。


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次にカバーを少し開ければ天びんシャッターは勝手に戻り完了です。
簡単です!!


ボディーとシャッターの隙間が少ないのが原因なのかは不明ですが何件は
電話にて説明しましたが営業時間内のみの対応となる為 写真掲載しました。
※この症状の方は修理依頼する前にお試しください。

2010 12 20 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


ジャノメコンピューターミシンセンサークラフト7100の点検

こんにちは!ミシン販売専門店、修理担当の早乙女です
今回は、ジャノメコンピューターミシンセンサークラフト7100です。
お客様からの問い合わせで長期間、使用されていなかったのでオーバーホールの依頼が有り、預かりました。


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ジャノメのセンサークラフト7100は、20年以上前のモデルとなり当時はコンピューターが高価な時代でしたので20万円以上された機種かと思います。


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点検の為 早速分解、全体的の状態良好、グリスの酸化により変色以外、プラスチック部品の劣化等は特にありませんでした。

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基板、駆動系、上糸調子バネについても状態良好でしたので洗浄し、ほこりや付着物を除去しました。

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外装をクリーニングすると非常に綺麗になりました。


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グリスアップ、注油、各部点検、モーターのカーボン量、各模様を試縫いし、点検完了です。


今回のセンサークラフト7100はベストな状態で保管されていましたので20年以上経過されても縫う事ができました。
保管環境によっては即、錆や腐食が発生し調子悪くなる場所も有ります。
ミシンや家電製品は湿気の少ない場所での保管をお勧めします。

2010 12 10 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


テフロン押さえ(スムース押さえ)について

こんにちは修理担当の早乙女です
現在、当社のDX系セットにはテフロン押さえが付いております。

よく問い合わせでテフロン押さえは、どの様な時に使うのですか?
有れば便利な押さえなのでしょうか? ビニール系の素材は綺麗に
縫えますか? など質問有りますので今回、掲載します!

続きを読む "テフロン押さえ(スムース押さえ)について"

2010 11 18 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


ジャガーCC-1101の修理

こんにちは修理担当の早乙女です。
今回は、お客様から厚地を縫っていたら急に糸が絡み、
再度縫い始めたら目とびがするとの問い合わせが有り、
早速お送りいただきました。

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2010 08 28 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (2) | トラックバック (0)


ジャノメミシン・JP500の故障

修理担当の古内です。
サッカーのワールドカップ日本代表が今日の夜中に決勝
トーナメント進出かけての大一番です。
引き分け以上でOKなので、みんなでお応援しましょう!
今回の修理は、ジャノメ・コンピューターミシンJP500です。

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2010 06 24 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


JUKIミシン・HZL-T470の故障

こんにちは、修理担当の早乙女です。
サッカーのワールドカップ初戦、日本が勝利!頑張りましたね!
私も修理頑張ります。
今回の修理は、JUKI・自動糸切り付きコンピューターミシンです。


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2010 06 17 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


ブラザーミシン・P5000の故障

こんにちは、修理担当の早乙女です。
今回の修理は、ブラザー刺繍機能付きコンピューターミシンです。

お客様より布地が送れないとの電話問い合わせが有り、
色々確認したところ、送り歯が下がった状態の為 
縫えない事が解りました。

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2010 06 03 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


ジャノメミシン・MP-800の故障

こんにちは、修理担当の早乙女です。
今回の修理は、ジャノメコンピューターミシンです。

お客様の話しによると針板のキズで布がひっかかりうまく
縫えないとの事です。

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2010 05 27 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


衣縫人・2本針4本糸ロックミシンの故障

こんにちは、修理担当の早乙女です。
今日は青空でしたが5月にしては寒い日でしたね!

今回の修理は、2本針4本糸ロックミシンです。
お客様の話しによるとの針側の糸調子がうまく合わないとの事です。

続きを読む "衣縫人・2本針4本糸ロックミシンの故障"

2010 05 13 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


ブラザーミシン・MS201の故障

こんにちは、修理担当の古内です。 
ゴールデンウイーク中は最高の天気でしたね!
今日も修理、頑張ります。

今回の修理ミシンは、購入して即、上糸が引き込まれてしまったが、
どうしたらいいでしょう?
と、質問の電話があったミシンです。すぐ止めて糸をはずして下さい。
と、伝えた所糸がはずせないとの事でしたのでお預かりしました。

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2010 05 06 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


ブラザーミシン・PS50の故障

こんにちは、修理担当の早乙女です。 今回から修理関連の
ブログを定期的に修理スタッフで更新したいと思います。

今回の修理ミシンは、コンパクト系ミシンです。
お客様の話しによるとモーターの回転音はするが動かないとの事!

続きを読む "ブラザーミシン・PS50の故障"

2010 04 30 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


【入園ミシンの選び方】 刺しゅう機能付きミシンと実用縫いミシンはどちらがおすすめ?

入園準備には、お子様の持ち物一つずつに、名前を入れることが多いので刺しゅう機能付きミシンでの文字刺しゅうは、大活躍します。

お子様のお気に入りのキャラクターと文字刺しゅうを組み合わせたりオリジナルのワッペンの作成も楽しめます。

またまだ文字が読めない小さなお子様には、文字ではなく動物や果物など、お気に入りのモチーフを、お子様のマークとして利用することができますので、刺しゅう機能は、とっても便利です。

今回は、入園ミシンの選び方パート2として、刺繍ミシンと実用縫いミシンの特徴をお伝えします!

続きを読む "【入園ミシンの選び方】 刺しゅう機能付きミシンと実用縫いミシンはどちらがおすすめ?"

2010 02 09 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


入園入学で使いやすいミシンの選び方は?

ミシンを使うのは久しぶり、学生時代に少しだけ使った事があるだけ!という方は多いと思います。

テレビショッピングや通信販売、ネットでも購入できる時代ですが、ミシンに限りませんが、実際に使用した経験が少ないと、掲載されている情報だけでは、買ってしまってから「あれ~?」と後悔してしまうかもしれません。

そこで、ミシン専門店として、ミシン選びのポイントをいくつか挙げさせていただきますので、ご参考にしてください!

続きを読む "入園入学で使いやすいミシンの選び方は?"

2010 01 16 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


PC8000の文字縫い機能は、刺しゅうミシンと違うの?

さて、入園入学の時期を来年に控え、入園ミシンとして人気のPC-8000ですが、人気の秘密はなにかご存知でしょうか?

入園グッズには必要になるネーム入れですが、通常の家庭用ミシンですと、文字縫い機能は有りません。
それを解消したのが、PC8000の魅力の1つである「文字縫い機能」!!

今回は、その「文字縫い機能」 を詳しく解説いたします!

続きを読む "PC8000の文字縫い機能は、刺しゅうミシンと違うの?"

2009 12 12 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


目飛びってなに?どうやったら直るの?

こんにちは。
久しぶりの更新になってしまいました。
これから定期的に更新していきますので、あらためてよろしくお願いします!

さて、今回は、「目飛び」にかかる患者さんが増えてきましたので、
いくつかの治療薬を処方したいと思います。

目飛びには、縫い糸の縫い目が部分的に飛んで完全に縫えてない部分のあるものから、
ひどい症状だと全く縫えなくなってしまうものまであり、ときにミシンの故障にもつながります。

そもそも「目飛び」とは、なんらかの原因で、縫い目が飛んでしまうことです。 

その原因はいくつかありますが、それぞれ治療薬を処方したいと思います。

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2009 11 14 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


ミシンの修理金額(目安)

最近、ミシンの修理に関するお問い合わせが増えています。

・ 買ったお店が潰れてしまった
・ ミシンの修理で法外な請求をされた
・ 引っ越しで、懇意にしていたミシン屋に頼めなくなった

…等、別のお店で買われたミシンの修理をご希望される方も多いです。
弊社の修理センターは、お客様へのアフターサービスの一環として稼働させているものなので、本来はそういったミシンの修理をお受けできないのですが、ありがたい事に弊社のお客様のご紹介や、人づてで多くのお問い合わせを頂いております。
また、今後弊社とお付き合いのきっかけになればとも考えて、社外修理も受け付ける事にしました。

続きを読む "ミシンの修理金額(目安)"

2008 11 05 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


針が、バキッって折れた!

お久しぶりです。
かなり間が開いてしまいましたが、ミシンの病院、何事もなかったかの様に更新です。(´∀`)


さて、本日の患者さんは(´・ω・`)


時々かかってくる故障問い合わせ電話で
「買ったばかりなのに、針がバキッって凄い音して折れた!」
という電話があります。


「えー、ありえない!」と
こちらもアタフタするのですが・・・
良く良く聞くと・・・(´・ω・`)

裁ち目かがり押え
裁ち目かがり押え

ジグザグ縫い
しちゃっているんですよ。

続きを読む "針が、バキッって折れた!"

2008 09 09 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


裾上げ

今回は、ジーンズやチノパンの裾上げをご紹介します。
お店で買ったときに裾上げのサービスをしてくれる場合もありますが、
持ち帰って一度洗うと、お店で測ったときよりも丈が短い!なんていう
経験はないでしょうか。

既製品の洋服は、一度洗うと目が詰まって縮みます。
多いときでは5mm~1cmも縮んでしまうことがあります。
そのような時は、買ったその場で裾上げをしてもらうよりも、
一度洗ってから裾上げしたほうがいいですよね。

コツを知っていれば、ご家庭でもカンタンにできますので、
是非やってみてください。

ミシンの購入を考えているお客様から、
「このミシンは裾上げができますか?」という質問を
多く受けますが、
実は、裾上げはミシンのパワーや機能というより、
やり方次第です。

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2008 05 31 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


Six Apart ブログオンビジネス様より取材

ミシン販売専門店がブログでできているって、ご存知ですか?
ミシン販売専門店
ブログのコメント欄は、お客様の評判コーナーに活用していますので、ミシンをお買い上げになる際は、ぜひコメント欄も読んで頂ければ幸いです。

このブログシステム、MovableTypeを開発したsix apart社さんの取材を昨日頂きまして、後日、優れたサイト事例を紹介するブログオンビジネスと言うコーナーで紹介される予定です。

電通さんや博報堂さんが作ったような一流企業サイトの中に、我々が情熱だけで作ったサイトが並べられるのは、少々恥ずかしい気がしますが、お客さまにとって安全で使いやすいECサイトの構築に関して、様々なお話をさせて頂きました。

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2008 01 12 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


縫い目長さ

修理の話ではありませんが、ミシンを選ぶ際に重要なことなのでひとつ。

ミシンには、縫い目の長さが調節できるものと、始めから設定されていて調節不可能なものがあります。
価格の低いコンパクトミシンには、縫い目長さが調節できないものが多いです。

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2007 11 06 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


ミシンの使い方に関する質問

よく、ミシンの使い方に関するお問い合わせの電話をいただきます。

ミシンを初めて使われる方は不安もあると思いますし、よくわからないまま使って壊してしまうようなこともありますので、ちょっとしたことでも質問してくださって構いません。

ですが、電話をくださる方の中にはまるっきり説明書を読んでいないと思われるような方もいます。
まずは説明書を読んでください。
説明書を読んでもどうしても意味がわからない、というときは弊社までお電話ください。

その際も、「使い方がぜんぜんわからない!」とかではなくて、「こういう風に縫いたいんだけど、この場合はどうしたらよいか」とか、手順を追ってわかりやすく伝えてください。

もちろんこちらも、何がわからないのか、どうしたいのかというお客様の意図を汲み取れるようにお話したいと思います。


他店で購入したミシンに関するお問い合わせも受け付けますが、
原則として、質問・修理依頼等は購入した店舗にお願いしてください。

保証の問題等があるからです。

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2007 10 12 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


ボタンホール押えと針抱き棒

以前こんな修理をしたことがあります。

修理依頼がきたミシンを見てみると、針が針抱き棒ごととれて、ボタンホール押えのプラスチックの部分に見事に刺さっていたのです。

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2007 10 10 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


ミシン販売サイトがリニューアルしました。

弊社のメインサイトが大幅リニューアルしました。

ミシン販売専門店
http://www.mishin-shop.co.jp/

キャンペーンもやらなきゃ!

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2007 10 02 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


針糸通しの故障

今回の修理は針糸通しの故障でした。

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2007 09 27 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (2) | トラックバック (0)


ボビンのサイズ

電話での修理依頼です。

下糸が絡まって縫えないとのことなので、よくよく話を聞いてみると、どうやらサイズの違うボビンを使っていたようです。

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2007 09 21 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


出張修理は・・・

町のミシン屋さんですと、近いですから出張修理が可能ですね。
店舗もありますから、持って行っても良いでしょう。

ただ、最近は悪質な訪問販売が多く・・・格安修理無料点検を餌に、高値で屑ミシンを売りつけたり・・・修理する側も、される側も、厳しい状態です。(><;

最近では、弊社の社名に良く似た会社が、東京都から行政処分を受けました。(弊社とは何の関係もない会社です)

手口はコチラをご参考下さい。

なので、今は基本的に引き取り修理出張修理はせずに、宅急便で送ってもらっています。
販売も、ネットを通じて行っています。(店舗も20店ほどあります)

店舗に比べネット販売はテナント料や人件費を節約できて、結果として安くミシンを売ることができます。

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2007 09 01 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (2) | トラックバック (0)


タイミングずれ

今回の修理依頼はタイミングずれです。

正常にミシンが動いている場合、釜が下の状態になっているときに針が下りてきます。
釜

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2007 08 30 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (2) | トラックバック (0)


お手入れ

日々のお手入れはきちんとしてくださいねー

ほこりは結構たまります。
毎回やる必要はありませんが、月に一度くらいは油を差してあげてください。

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2007 08 24 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (2) | トラックバック (0)


内釜のキズ

「釜に糸が絡むのですが・・・」という相談もとても多いです。
原因を調べてみると、内釜にキズがついていることがあります。

内釜のキズは、場合によっては自分で直すことができます。

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2007 08 09 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


全然壊れていない

ミシンが壊れた~!と電話が良く来ますけど・・・・
よくよく聞いてみると、全然壊れていないんですよね・・・
ミシンが送られてくることもあるけど、壊れていないので修理もできず・・・
何が壊れているのかも、コメントがなく・・・・
送り返して・・・また壊れたと、送ってきて・・・
宅急便だけが大喜び・・・・

まず、ちゃんとミシンに油をさしていますか?
糸くずの清掃してますか?
ほこりがたまっていませんか?

ミシンは、数々のギアなどの駆動部分が組み合わさった機械です。
いわば、自動車と一緒で、メンテナンスが必要です。

そして・・・何よりまず
説明書
をよく読んで下さい。
(全然壊れていない、単なる操作上のミスがお問い合わせの80%を占めています)

1万円で売っているミシンとかならともかく・・・・
国内メーカーのキチンとしたミシンは、そうそう壊れるものではありません。

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2007 07 23 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)




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