HOME >>ジャノメ, 修理実績, 全般 >>ジャノメミシン・MP-800の故障

ジャノメミシン・MP-800の故障

こんにちは、修理担当の早乙女です。
今回の修理は、ジャノメコンピューターミシンです。

お客様の話しによると針板のキズで布がひっかかりうまく
縫えないとの事です。

20105.27%20MP800%20001.jpg

ジャノメ・MP800は、店舗で人気の実用縫いがメインのフルサイズミシンです。
お預かりしたミシンの針板を見ますと針傷が多数有りこの状態では
縫う事は困難です。


2010.05.27%20MP800%20002jpg.jpg

処置方法としては、針板をミシンから外し、表面の針傷を紙ヤスリで
傷を磨ぎます。
浅い傷は、(♯400~800)、
深い傷は、最初に粗め(♯180~300)、次に(♯400~800)の
順に使い、傷部分が平らになるまで磨ぐ、針落ち穴付近の傷は、
細い棒ヤスリなどを使い針傷のバリを削ります。

2010.05.27%20MP800%20003.jpg

直線縫い、ジグザグ縫いを一番早い速度で試縫いを行い
問題が無ければ完了です。


針板に針が当たる原因として細い針を使い、厚地や伸びる
素材を縫いますと針がしなり、所定の針落ち穴から外れるのが
原因かと思います。

★ワンポイント
厚地、薄地を問わず4枚重ね以上を縫う場合は、ミシン針♯16を
お勧めします

投稿者 saotome : 2010年05月27日 21:02

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://mishin-hos.com/mt/mt-tb.cgi/50

コメント

このページへのご意見、ご感想、ご要望などコメントをお願い致します。




保存しますか?

(書式を変更するような一部のHTMLタグを使うことができます)




Copyright (C) 日本ミシンサービス株式会社 All Rights Reserved.