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テフロン押さえ(スムース押さえ)について

こんにちは修理担当の早乙女です
現在、当社のDX系セットにはテフロン押さえが付いております。

よく問い合わせでテフロン押さえは、どの様な時に使うのですか?
有れば便利な押さえなのでしょうか? ビニール系の素材は綺麗に
縫えますか? など質問有りますので今回、掲載します!

tefurono_1.jpg
左の写真が付属品の金属製、直線/ジグザグ押さえ、右側がテフロン押さえ
(スムース押さえ)です。

ミシンに付属されている直線/ジグザグ押さえは、金属製の為 丈夫な反面、
素材によっては摩擦抵抗が有り、2枚重ねで縫うと布ずれを起こしたり、
縫い目が安定しない(一針間隔にバラツキ)場合があります。
それは布と押さえ金の摩擦が原因です!


☆抵抗を軽減する方法
1.滑りの良い押さえを使う。
2.押さえ圧を弱める。
3.素材にシッカロール(ベビーパウダー)を塗り滑り良くする。
この1に値する押さえがテフロン押さえとなります。
テフロン押さ押さえは生地が当たる裏面がフッソ素材でできているので
摩擦抵抗が軽減できるのです!

テフロン押さえの取り付け方法


tefurono_2.jpg
黒いボタンを→方向に押すと押さえ金はホルダーから外れます。


tefurono_3.jpg
次にテフロン押さえをホルダーの凹みに合わせて押さえレバーを下げます。


仕上がりを検証してみました!
縫い目長さ3.5mm、ミシン針♯14、ミシン糸♯60で合皮2枚重ねに直線縫い
を行った画像です。

tefurono_4.jpg
縫い見本は、表面、右側が付属品の金属製、左側がテフロン押さえ(スムース押さえ)

tefurono_5.jpg
縫い見本は、裏面、右側が付属品の金属製、左側がテフロン押さえ(スムース押さえ)

付属品の金属製で縫うと伸びてしまっています。
テフロン押さえの縫い目が綺麗で安定しているのがお解りでしょうか?
革、合皮、ビニールなどの素材は非常に摩擦抵抗が高いのでテフロン押さえ
を使えばスムーズに縫うことができます!!

★今回の検証は、一例であり、必ずスムース押さえを使えばどの素材でも
きれいに縫いえるとは限りませんのでご理解下さい。

投稿者 saotome : 2010年11月18日 12:43

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