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ブラザーミシン・P5000の故障

こんにちは、修理担当の早乙女です。
今回の修理は、ブラザー刺繍機能付きコンピューターミシンです。

お客様より布地が送れないとの電話問い合わせが有り、
色々確認したところ、送り歯が下がった状態の為 
縫えない事が解りました。

電話でのアドバイス、回復が不可能な為 当社へお送りいただきました。
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ブラザー・P5000は、10年以上前のコンパクト系刺繍機能付き
コンピューターミシンです。
当時の店頭販売価格は178,000円位の記憶があります。

現在、販売されているイノヴィスWP1200が後継機種となり
10年以上前で小型ミシンに刺繍機能が付いたミシンが発売され
当時はこの大きさで刺繍できる事がオドロキでした!

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商品到着後、早速分解、各部確認したところドロップレバー内部部品の
固着により送り歯の上げ下げ切り替えができない事が解りました。


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矢印の部分が固着部分です。
※固着とは、長期間使用されない等により駆動部品と部品がくっ付いて
しまう事を固着と申します。

2010.05.18%20P5000%2003.jpg

固着部分を分解、洗浄、再度組込み、試縫いを行い完了です。


★ワンポイント
ミシンも含め機械製品は、長期間使用されないと不具合の原因にも
なります。
定期的に運転される事をお勧めします。


投稿者 saotome : 2010年06月03日 19:37

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