
エルナミシン ステラの修理・オーバーホール エルナミシン修理 エルナミシンオーバーホール スイス製eina Stella einaミシン エルナミシン 伊藤忠商事 エルナミシンロータス エルナステラ スイス製エルナミシン・スイス製einaミシン修理 伊藤忠商事エルナこんにちは! ミシンの病院医院長、1級縫製機械整備士の早乙女です。
使用されている時にミシンの針が折れてしまい、それ以降はずみ車が1回転しなくなってしまったとのご相談をいただき、東京/杉並のショールームに来店されました。 早速、作業に取り掛かります。 開閉フラップの固定爪4カ所の内、2カ所が折れてしまっている状態です。
まず外装を全て取り外し、クリーニングします。
上側から見たところです。
下側の軸部分です。
こちらがStellaに搭載されているメインモーターとなります。ブラシ接触部のコンミュテーターに煤の付着が見受けられ、回転数低下などの原因となることがあります。
全て分解のうえ、クリーニングをいたします。
クリーニングを終えた画像となります。
全てのクリーニングが完了しました。
各駆動部に注油及びグリスアップをします。
固定金具が無くなりぐらついていた糸案内は、中古の保有パーツを用いて固定します。
爪部が破損していた開閉フラップ部は接着材で爪を固定し、更に成型板を用いて肉付けをして補修します。
上糸・下糸の張力を調整し、試縫いをします。縫い上がりも良好が状態です。
針基線位置を修正し、下糸巻きのゴム輪を交換、切り替えカムに見られた半固着を除去いたしました。合わせて各部点検、固定ネジの増し締め、グリスアップ、試縫いなど行い、全ての作業が完了しました。 30年から50年位経過した旧型のミシンであっても、修理、オーバーホールすることでまだまだ現役で使用することができます。 使っているミシンの調子が悪く、お困りになった時やミシンの点検、オーバーホールをお考えの方、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください! ■ミシン販売専門店、修理のお問い合わせ先 2023 09 02 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0) |
リッカーミシン・RW-6Eの修理・オーバーホール リッカーミシン修理 B3C B-3 B5 RFA-40 RFA-80 A303 A1000 RZ1600 RICCARミシン リッカーマイティ マイティ40 マイティ80 マイティ1000 マイティ777こんにちは! ミシンの病院医院長、1級縫製機械整備士の早乙女です。
こちらは50年以上前のリッカーRW-6Eと言う直線専用ミシンです。 こちらはクリーニング前の下側部分の写真となります。 外装部品を全て取り外し、分解します。 針板を外したところ、送り歯の隙間に大量の綿ゴミが付着していました。 上部も状態は良く、多少のホコリが見受けられる程度です。 上部の鉄棒クランク側は容易にクリーニングできましたが、 下側部も、上部同様に洗浄剤を用いて蓄積汚れを全て除去します。 外装から内部及び固定ネジも含め、全ての洗浄クリーニングが完了しました。
上部の下糸巻き軸部分の画像です。
各駆動部に注油・グリスアップします。 釜部も綺麗に洗浄クリーニングできました。
従来、電動ミシンのスタート/ストップはフットコントローラー式が一般的ですが、こちらのミシンはけん盤型コントローラー式となっております。 針板の針傷を研磨し、総点検を終えた後に試縫いテストを行いました。 劣化部品の交換、内部及び外装の洗浄クリーニング、各部点検、注油、グリスアップ、固定ネジの増し締め、試縫いなど全ての作業が完了しました。 使っているミシンの調子悪く、お困りになった時やミシンの点検、オーバーホールを考えている方、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください! ■ミシン販売専門店、修理の問い合わせ先
2023 07 31 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0) |
ジャノメミシン・マリーナー366型 修理・オーバーホール トピア エクセル メモリークラフト ニューホーム センサークラフト プレールこんにちは! ミシンの病院医院長、1級縫製機械整備士の早乙女です。 こちらのミシンは、60年以上前に発売されたジャノメ製の直線専用機です。 使用されている方は80才を超える方で、長く大切に使用されていたようですが、しばらくぶりに使用したところ、
クリーニングする前の上部、下部の画像です。
土台のケース部です。足ゴムが1箇所だけになっていた為、ミシンを置いた時に不安定でした。
こちらは下糸巻機構です。
外装部品を全て取り外します。
上部の鉄棒クランク周辺は、油分や付着物も少なくきれいな状態でしたが、プーリー周辺は洗浄剤を何度注入しても
クリーニングが完了した後の画像です。 上部
下部、各部に注油及びグリスアップします。
こちらはフットコントローラーのターミナル部です。 モーターベルトも交換が必要な状態です。
土台のケースに生じたヒビ割れを補修し、汎用品の足ゴムを4個取付けます。
こちらは針板の画像です。針落ち穴の縁に針傷は見られませんでしたが、外周の針傷を研磨して糸が引っ掛からないよう処置します。
針釜隙間を調整し、その後試縫いテストを行います。60年以上前のミシンですが、良好な縫い上がりです。
内部及び外装の洗浄クリーニング、劣化部品の交換、各部点検、固定ネジ増し締め、グリスアップ、試縫いなどを行い、オーバーホール完了しました。 使っているミシンの調子悪く、お困りになった時やミシンの点検、オーバーホールを考えている方、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください! ■ミシン販売専門店、修理の問い合わせ先 2023 07 01 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0) |
【家庭用ミシン 糸調子が合わない(上糸調子皿の糸詰まり・異物)】 下糸が強い、下側の糸を引っ張ると糸が抜ける、上糸が弱い、裏側の糸が浮く、裏側の縫い目が点々になる、上下の糸調子が合わない、最近糸調子が合わない、上糸が糸切れした後、糸調子が合わないこんにちは! ミシン販売専門店 1級縫製機械整備士の早乙女です。
不具合縫い目と解消方法を教えますので参考にしてください。 表面の直線縫いです。
裏面は上糸がループ状に浮いています。 面板を外し内部を確認します。
上糸糸調子皿に挟まっていたミシン糸です。
右側が挟まっていたミシン糸、右側が定番ミシン糸/フジックス製シャッペスパン60番糸です。
押さえレバーを下げた状態で上糸調子ダイヤルを自動又は標準位置で針穴手前の糸案内まで糸掛けしてミシン糸を引っ張ります。
押さえレバーを下げた状態で上糸調子ダイヤル数字を一番強い位置で針穴手前の糸案内まで糸掛けしてミシン糸を引っ張ります。
エアースプレー(空気缶)が有れば風力で異物除去が可能な場合もありますが解消しない場合は小クリップを使います。
小クリップをこのように棒状に伸ばします。 押さえレバーを上げた状態で糸調子ダイヤル数字を一番弱い位置します。 裏側から見たイメージです。
使っているミシンの調子悪く、お困りになった時やミシンの点検、オーバーホールを考えている方、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください! ■ミシン販売専門店、修理の問い合わせ先 2022 11 26 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0) |
【家庭用ミシン内釜の針傷について(水平釜仕様)】 内釜が浮き上がり縫えない、縫うと糸が絡む、糸が絡んだあとうまく縫えない、ガガガ音がして縫えない、エラー音・表示が出て使えないこんにちは! ミシン販売専門店 1級縫製機械整備士の早乙女です。 その原因の1つが内釜部分の針傷や破損です。 こちらが家庭用ミシンの新品の内釜組です。
このように内釜の外周部分に大きな針傷がある場合はミシン糸が傷部分に引っかかり糸絡みやエラー停止します。 ②釜の針傷例(要交換範囲) 外周の角状部に針が刺さった跡があります。
上矢印は針傷、下矢印は潰れ傷です。
外周より内側の針傷は紙ヤスリやカッターで穴部分を平に削れば回復可能な範囲となりますが針傷が原因で歪みが出た場合は要交換となります。 ※運転時、カタカタ音が出る場合は交換となります。 予想する内釜傷の原因
こちらが正常な内釜の取付け位置です。
こちらは内釜の凸と右側の釜止め金具の間に隙間があります。
内釜がズレたことで縫い始めると角状部に針が刺さり②釜の針傷例に当てはまります。 予想原因例 家庭用ミシンのはずみ車を手で回す方向は決まっています。
※内釜に傷が有る場合は早い時期に新品交換することをお勧めしますが内釜=消耗部品についてはメーカー保証期間内でも実費となります。
使っているミシンの調子悪く、お困りになった時やミシンの点検、オーバーホールを考えている方、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください! ■ミシン販売専門店、修理の問い合わせ先 2022 10 22 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0) |
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