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ベビーロック製 職業用ミシン・エクシムプロシリーズ(EP9600・EP9600HL、EP9400LS極み、EP9400、EP9000系の針棒糸掛け(針棒糸案内・針棒糸掛け)の交換方法

こんにちは! ミシンの病院医院長、1級縫製機械整備士の早乙女です。
今回は、ベビーロック製 職業用ミシン・エクシムプロシリーズ(EP9600・EP9600HL、EP9400LS、EP9400、EP9000系の針棒糸掛け(針棒糸案内・針棒糸掛け)交換方法を記事にします。


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ミシン針が付いている針止め部分に上糸の糸道の針棒糸掛け(針棒糸案内)があり、糸絡みや無理に布地を送った際、部品が折れる事もあります。


針棒糸掛け(針棒糸案内)とは
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ミシン針には糸をスムーズに送れるように糸溝があります。


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ミシン糸は溝に沿って布地に刺さり、縫い目が安定します。
もし針棒糸掛けが無い場合、ミシン針の溝にうまく糸が通過しないため、糸調子が不安定になったり、縫い目が乱れたりすることもあります。

針棒糸掛けの交換は順序や取り付けポイントさえ解れば、簡単に交換できますのでEP9600HL(平針仕様)の作業工程を参考にしてください。


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針止め部の上にある針棒糸掛けの固定ネジ(マイナスねじ)を外します。


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EP9600HL(平針仕様)は全て外すと4個の部品になります。
左から①誤挿入防止板、②針棒糸掛け、③針止め、④針棒糸掛け止めネジ
※1・・EP9600(丸針仕様)⓵は無く、3個の部品となります。
※2・・品名はメーカーにより違いがあります。


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左側は、EP9600HL用、右側は、EP9600,9400用(丸針用)、つまり自動針穴通し付き仕様と自動針穴通しが無い仕様では針棒糸掛けは異なりますのでご注意してください。


取り付け順
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針止めの固定向きです。
外周・左側の上部分が狭くなっている(凸部)のが奥側
※広い部分が前側になります。


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①誤挿入防止板、②針棒糸掛けの順で針棒に針止め金具に入れます。

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その状態で針棒に差し込みます。


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マイナスネジで固定します。

正常な糸道画像
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最後にミシン針を取付けて完了です。
正常な固定位置の画像を参考に針棒糸掛けを交換してみてください。


※今回の記事でうまく取り付けができない場合には販売店にご相談ください。

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使っているミシンの調子悪く、お困りになった時やミシンの点検、オーバーホールを考えている方、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください!

■ミシン販売専門店、修理の問い合わせ先
TEL : 0120-28-5828 (フリーダイヤル)
FAX : 03-3329-5567
修理問い合わせはこちら

2024 10 26 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


【ブラザー・コンピューミシン・PS202X・PS203X・ PS205Xのトラブル解消法②】 PS202X PS203X 205X 糸通しフック交換、針穴に糸が通らない、針穴通しがうまくできない、針通し不良、自動針穴通し不良、自動糸通し不良

こんにちは! ミシン販売専門店 1級縫製機械整備士の早乙女です。
「ブラザーコンピューミシンPS205X」には自動針穴通し機能が付いていますが針穴に糸がうまく通らない、針穴通しができないなどの相談があります。
ご自身で解消できる場合もありますので参考にきてください。
今回、糸通しフック部の交換方法をお教えします。

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【必要な工具】
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・ルーペ(拡大鏡/虫めがね)、細目のプラスドライバーの2点が必要となります。
ドライバー画像・・・上側が細目タイプ、下側が標準的なタイプ(使用不可)です。


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ミシンは使用状態から背中倒しにした方が作業が楽にできます。
ますは糸通しフック部の固定ネジ(プラスネジ)1本外します。


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下方向へ引っ張ると糸通しフック部は取れます。

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次に新しい糸通しフック部を軸に差し込み、ネジを固定します。


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はずみ車を反時計方向へ回し、針棒位置を一番高い位置にします。
次に針通しフック(槍状)が針穴の中に貫通しているか確認します。
この時、必ずルーペ(拡大鏡/虫めがね)で確認してください。
こちらの画像は針穴に対し正常なフック位置となります。 

【高さが合わない場合】

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高さ調整方法は針穴手前まで針穴通し器を回転させ、高さを確認します。
画像ではフックが針穴より上位置になっています。


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糸通しフックの高さが合わない場合は固定ネジを緩め、フックの高さを上下に微調整します。


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行い、針穴にフックが貫通しているかを確認します。

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最後にミシン糸が針穴に糸が通れば終了です。

【フックが針穴に対し左右にずれている場合】

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PS200X系の糸通しフックにはフック位置を左右に調整できる固定ネジがあります。
細いプラスドライバーで固定ネジ反時計方向へ回し少し緩めます。

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ネジを緩めて、板状の金具を左右に移動させ、フックが針穴の貫通する位置にルーペ(拡大鏡/虫めがね)を使い、微調整をします。


針穴手前まで針穴通し器を回転させ、左右のズレを微調整します。
何度か繰り返し、針穴にフックが貫通する動作を確認してください。


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最後にミシン糸が針穴に糸が通れば終了です。


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左側は固定ネジ穴上下部が割れている画像です。
注意)ネジ締めが強いとフック固定部が割れる場合もあります
ネジが緩まない程度に締め付けにしてください。 
※今回の記事でうまく調整できない場合には販売店にご相談ください。

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2024 09 21 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


【ブラザー・コンピューミシン・PS202X・PS203X・ PS205Xのトラブル解消法⓵】 PS202X PS203X 205X 針穴に糸が通らない、針穴通しがうまくできない、針通し不良、自動針穴通し不良、自動糸通し不良

こんにちは! ミシン販売専門店 1級縫製機械整備士の早乙女です。

「ブラザーコンピューミシンPS205X」には自動針穴通し機能が付いていますが針穴に糸が通らない、うまくできないなどの相談があります。

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ご自身で解消できる場合もありますので参考にしてください。
ミシン針の曲がりのおそれもありますので新しいミシン針(平針/HA11番)を交換します。
※ミシン針はHA11番以外、(9番・14番など)使わないようにしてください。

【必要な工具】 
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・拡大鏡/虫めがね (糸通しフックは小さいため拡大しないと見えづらいので必ず必要です。)
・細目のプラスドライバー
・カッターナイフ又は細いマイナスドライバーの3点が必要となります。
※カッターナイフの方は薄いためお勧めします。


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ミシン本体の針上下ボタンを押し、針棒を上位置にします。

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自動糸通しレバーを下げます。

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下げた状態でレバーを回転させ、針通しフック(槍状)が針穴の中に貫通しているか確認します。
この時に拡大鏡/虫めがねで確認します
正常なフック位置の画像です。
このように通しフック(槍状)が穴に貫通しているか?確認ください。


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不具合画像・・・見えづらいですが糸通しフックは針穴の右側に反れています。


【フックの高さは問題ないが左右にずれている修正方法】
修正方法⓵
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ミシン針を外し、フックの隙間にカッターナイフや細目のマイナスドライバーなどを根本まで差し込み、軽い力でフック曲げて修正します。


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修正後、再度ミシン針を付けて針穴に貫通しているか確認します。 
針穴にフックが貫通していない場合は再修正します。


修正方法②
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PS200X系の糸通しフックには左右に調整できる固定ネジがあります。
細いプラスドライバーで固定ネジを反時計方向へ回し、少し緩めます。

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板状の金具を左右に動きますので、フックが針穴の貫通する位置に拡大鏡/虫めがねを使い、微調整をします。
フック位置が合いましたら固定ネジを締めます。


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最後にミシン糸が針穴に通れば完了です。

参考画像1
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このように糸通しフックの固定ネジ付近、上下にヒビ割れ/亀裂がある場合は修正/調整では回復しませので糸通しフックの交換が必要となります。


参考画像2
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PS205Xの分解したフック部です。
このように曲がり/捻じれがある場合にはスムーズに糸が引っ張れないため交換となります。
※フック固定板の左右調整範囲を超えている場合やフック潰れや変形がある場合も交換となります。

※今回の記事でうまく調整できない場合には販売店にご相談ください。

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2024 09 07 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


【ベビーロック製・エクシムプロ 職業用ミシン EP9600HL 自動針穴通しのトラブル対処方法】 エクシムプロ  ベビーロックHL針 エクシムHL針仕様 

こんにちは! ミシン販売専門店 1級縫製機械整備士の早乙女です。

ベビーロック エクシムプロ EP9600HL(平針/AH針仕様)には自動針穴通し機能が付いていますが針穴に糸が通らない、上手くできないなどの相談があります。


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ご自身で解消できる場合もありますので参考にしてください。


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準備品・・まずは新しいミシン針(平針/HA)交換します。太さは11番を使います。
※HA9番や丸針/DB11番はEP9600HLでは使えませんので注意。
糸通しフックは非常に薄くて小さい部分なので必ずルーペ(拡大鏡/虫めがね)で確認します、工具は細いプラスドライバーが必要です。
固定ネジ山はかなり小さいので100円ショップなどの精密ドライバーセットなどで対応可能。

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それでは確認してみます。
針棒を一番高い位置にして自動針穴通しレバーを下方向に下げます。

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次にレバーを右方向へ回転させます。

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下した状態で自動針通しフック(槍状)が針穴に貫通しているか確認します。
この時にルーペ(拡大鏡/虫めがね)で確認します
見えづらいですが糸通しフックは針穴に対し左側に曲がっています。

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正常なフック位置の画像です。
このように通しフック(槍状)が穴に貫通しているか?確認ください。

修正方法⓵
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EP9600の糸通しはフック位置を左右に調整できる固定ネジがあります。
細いプラスドライバーで固定ネジ反時計方向へ回し少し緩めます。

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次にフック固定板を左方向へ動かし、針通しフック(槍状)が針穴に貫通する位置まで移動させて固定ネジを締めます。 
※貫通しているかルーペ(拡大鏡/虫めがね)で見ます。
この作業で針穴に貫通していれば固定ネジを締めて完了です。


●フック固定板の動き・・・固定ネジを少し緩める 注意ネジを緩め過ぎると角ナットが外れます。
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一番左方向へ移動した場合・・裏面の角ナット位置

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一番右方向へ移動した場合・・裏面の角ナット位置


修正方法②フック固定板の左右調整範囲を超えている場合
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糸通しフックを外します。 
糸通しフックの白部分、両端を指で下方向に押すと糸通しフックが取れます。

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こちらの画像は正常なフック位置となります。 左右コの字金具
に対し、フックは少し左寄りの位置になります。

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このように左右金具内のフックが左側に曲がっている場合

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コの字金具左とフックの隙間にカッターナイフを根本まで差し込み、右方向へ曲げて直します。

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糸通しフックを軸に再固定します。 
フック穴に左右横溝がありますのでミシン本体の軸側の横棒をはめ込み上方向に強い力で差し込みます。

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貫通確認をします。 糸通しレバーを下げて、フックが貫通しているかルーペ(拡大鏡/虫めがね)で見ます。
まだ穴外にフックが反れている場合には再度、フックを外し補正してください。

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最後にミシン糸を通して通れば完了です。


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ご自身での回復ができない例
右側の画像は正常な糸通しフック位置です。
左側画像は糸通しフックが上方向へ曲り、コの字金具の下付近に見えていません。
この場合は交換が必要です。
EP9600HL系の糸通しフック(消耗部品)交換時、フック左右調をする場合もあります。
※フック正常な位置なのに回転位置では針穴に対しフックは上下位置ずれがある場合は修理/調整が必要となります。
販売店にご相談ください。

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2024 07 20 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


【JUKI・職業用ミシンシュプール TL-30DX系の自動針穴通しのトラブル対処法】

こんにちは! ミシン販売専門店 1級縫製機械整備士の早乙女です。
今回はJUKI・シュプールシリーズ・TL-30DX(平針/AH針仕様)には自動針穴通し機能が付いていますが針穴に糸が通らない、上手くできないなどの相談があります。

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ご自身で対処できる場合もありますので記事を参考にしてください。

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準備品・・まずは新しいミシン針(平針/HA)交換します。
太さは11番を使います。
※HA9番や丸針/DB11番はTL30DXには使用できませんので注意してください。
拡大しないと糸通しフックは見えづらいので必ず拡大鏡/虫めがねが必要です。

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画像1 それでは確認してみます。
針棒を一番高い位置にして自動針穴通しレバーを下方向におろします。

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画像2 下げた位置で自動針通しフック(槍状)が針穴に貫通しているか確認します。
この時に拡大鏡/虫めがねで確認します
見えづらいですが糸通しフックは針穴に対し左側に曲がっています。

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画像3 正常なフック位置・・・このように通しフック(槍状)が針穴に貫通しているか?確認ください。

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画像4 修正方法・・・・糸通しフック部を外します。 
糸通しフックの白部分、左右を指で下方向に強く押しますと

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画像5 糸通しフックが外れます。


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画像6 上部からの画像です。 左右金具内のフックが左側に曲がっています。
正常な位置に修正します。※正常な位置は左右金具内の中心位置です。

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画像7 左側金具とフックの隙間にカッターナイフを根本まで入れて、右方向へ捩じる感じに曲げて修正。

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画像8 修正したフック位置です。 左右金具内の真ん中位置になりました。


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画像9 自動糸通しフック再固定します。 
フック穴には横溝がありますのでミシンの軸側の横棒をはめ込み上方向へ強い力で押し込みます。

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画像10 針穴貫通テストをします。 
糸通しレバーを下げて、フックが貫通しているか拡大鏡/虫めがねで見ます。 
穴外にフックが反れている場合には再度フックを外し、修正してください。

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画像11 最後にミシン糸を使い通れば完了です。


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ご自信での回復ができない例
画像12 位置ズレ例・・・・糸通しフック(下四角)、針穴(上四角)の位置が異なる場合には調整や修理が必要です。
ミシン販売店に相談ください。
他・・・針穴にフックは貫通しているのにミシン糸を引っ張れない場合・・・糸を引掛けるフック折れや潰れている場合もあります。
その場合は糸通しフックのみ購入しお試しください。


使っているミシンの調子悪く、お困りになった時やミシンの点検、オーバーホールを考えている方、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください!

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2024 06 29 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)




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