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【JUKI・職業用ミシンシュプール TL-30DX系の自動針穴通しのトラブル対処法】

こんにちは! ミシン販売専門店 1級縫製機械整備士の早乙女です。
今回はJUKI・シュプールシリーズ・TL-30DX(平針/AH針仕様)には自動針穴通し機能が付いていますが針穴に糸が通らない、上手くできないなどの相談があります。

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ご自身で対処できる場合もありますので記事を参考にしてください。

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準備品・・まずは新しいミシン針(平針/HA)交換します。
太さは11番を使います。
※HA9番や丸針/DB11番はTL30DXには使用できませんので注意してください。
拡大しないと糸通しフックは見えづらいので必ず拡大鏡/虫めがねが必要です。

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画像1 それでは確認してみます。
針棒を一番高い位置にして自動針穴通しレバーを下方向におろします。

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画像2 下げた位置で自動針通しフック(槍状)が針穴に貫通しているか確認します。
この時に拡大鏡/虫めがねで確認します
見えづらいですが糸通しフックは針穴に対し左側に曲がっています。

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画像3 正常なフック位置・・・このように通しフック(槍状)が針穴に貫通しているか?確認ください。

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画像4 修正方法・・・・糸通しフック部を外します。 
糸通しフックの白部分、左右を指で下方向に強く押しますと

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画像5 糸通しフックが外れます。


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画像6 上部からの画像です。 左右金具内のフックが左側に曲がっています。
正常な位置に修正します。※正常な位置は左右金具内の中心位置です。

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画像7 左側金具とフックの隙間にカッターナイフを根本まで入れて、右方向へ捩じる感じに曲げて修正。

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画像8 修正したフック位置です。 左右金具内の真ん中位置になりました。


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画像9 自動糸通しフック再固定します。 
フック穴には横溝がありますのでミシンの軸側の横棒をはめ込み上方向へ強い力で押し込みます。

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画像10 針穴貫通テストをします。 
糸通しレバーを下げて、フックが貫通しているか拡大鏡/虫めがねで見ます。 
穴外にフックが反れている場合には再度フックを外し、修正してください。

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画像11 最後にミシン糸を使い通れば完了です。


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ご自信での回復ができない例
画像12 位置ズレ例・・・・糸通しフック(下四角)、針穴(上四角)の位置が異なる場合には調整や修理が必要です。
ミシン販売店に相談ください。
他・・・針穴にフックは貫通しているのにミシン糸を引っ張れない場合・・・糸を引掛けるフック折れや潰れている場合もあります。
その場合は糸通しフックのみ購入しお試しください。


使っているミシンの調子悪く、お困りになった時やミシンの点検、オーバーホールを考えている方、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください!

■ミシン販売専門店、修理の問い合わせ先
TEL : 0120-28-5828 (フリーダイヤル)
FAX : 03-3329-5567
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2024 06 29 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)




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