
[家庭用ミシン] 下糸巻きについて・・・下糸巻きが上手く巻けない、下糸巻きでフカフカになる、ボビン糸がフカフカ、ボビンの下側に巻き付く、ブラザーミシン、ジャノメミシン、JUKIミシン、シンガーミシン、ジャガーミシンこんにちは! ミシンの病院医院長、1級縫製機械整備士の早乙女です。
ボビンの糸巻きがフカフカや糸同士は食い込んでいますと縫製の時にスムーズに糸が回転しないため、縫い目が不安定、糸切れ、糸絡み、針折れなど
このように糸巻きがゆるい下糸は使用することができません。
糸巻き順画像
間違い例・・この糸道では下糸巻き糸案内に糸が掛かっていないため下糸巻きはNGです。 ※ブラザーミシン/PS200系やジャノメミシン/NP3000/2000/1000・PE800系などで通常方法では上手く巻けない場合には糸案内皿に1回転巻くと糸の弛みが減り、上手く巻くことができます。 あくまでも参考として記載。 ボビンの穴に糸を通し、さらに15cm位出し、ボビン上位置で糸をつまんだ状態でスタートします。
最後まで糸を巻いて完了です。
他・・モデルによって簡単下糸巻き仕様につきましてはうまく下糸が巻けない場合には今回に記事内容に下糸巻き方法をおすすめします。
使っているミシンの調子悪く、お困りになった時やミシンの点検、オーバーホールを考えている方、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください! ■ミシン販売専門店、修理の問い合わせ先 2025 08 02 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0) |
オーバーホールとは・・?皆様はオーバーホールという言葉をご存じでしょうか? ミシンは、長年の使用で性能が低下したり、部品が破損することもあります。
オーバーホールとは、ミシン内部の各機構がスムーズ動く状態を保つためのメンテナンスであり、故障やトラブルを未然に防ぐために必要な作業となります。 車の場合、定期的に車検にて点検・整備を行いますが、ミシンには車検のような制度がありません。
私たち専門店では、1級縫製機械整備士【国家資格】の監修にて点検、整備、掃除を行います。
~ ミシンの危険信号や該当例 ~ ・ほぼ最高速度で使用している ・ハードレザー、帆布をメインで多く縫っている ・最高速縫いではないが休憩(モーターのクールダウン)していない ・釜からカチカチ音が出ている ・右側面のベルトカバーの熱抜け穴に黒い煤が付いている ・焦げ臭い匂いがする ・回転速度にムラがある ・何か異音がする など用途やミシンのコンデションから判断してください。 2025 07 28 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0) |
【ジャガー電動ミシン KJM1301W KJM-1301/W のトラブル対処方法】 自動針穴通し不良、自動糸通し不良、針穴通しが上手くできない、針通し不良、針穴に糸が通らない、針穴通しができないこんにちは! ミシンの病院医院長 1級縫製機械整備士の早乙女です。
・拡大鏡/虫めがね (糸通しフックは小さいため拡大しないと見えづらいので必ず必要です。) 確認してみます。 自動糸通しレバーを下げます。 不具合画像・・・見えづらいですが糸通しフックは針穴の右側に反れています。 【フックの高さは問題ないが左右にずれている修正方法】
修正方法② KJM1301のの糸通しフックには左右に調整できる固定ネジがあります。
13 使っているミシンの調子悪く、お困りになった時やミシンの点検、オーバーホールを考えている方、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください! ■ミシン販売専門店、修理の問い合わせ先 2024 12 14 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0) |
ベビーロック製 職業用ミシン・エクシムプロシリーズ(EP9600・EP9600HL、EP9400LS極み、EP9400、EP9000系の針棒糸掛け(針棒糸案内・針棒糸掛け)の交換方法こんにちは! ミシンの病院医院長、1級縫製機械整備士の早乙女です。
ミシン針が付いている針止め部分に上糸の糸道の針棒糸掛け(針棒糸案内)があり、糸絡みや無理に布地を送った際、部品が折れる事もあります。
ミシン針には糸をスムーズに送れるように糸溝があります。
ミシン糸は溝に沿って布地に刺さり、縫い目が安定します。 針棒糸掛けの交換は順序や取り付けポイントさえ解れば、簡単に交換できますのでEP9600HL(平針仕様)の作業工程を参考にしてください。
針止め部の上にある針棒糸掛けの固定ネジ(マイナスねじ)を外します。
EP9600HL(平針仕様)は全て外すと4個の部品になります。
左側は、EP9600HL用、右側は、EP9600,9400用(丸針用)、つまり自動針穴通し付き仕様と自動針穴通しが無い仕様では針棒糸掛けは異なりますのでご注意してください。
針止めの固定向きです。
①誤挿入防止板、②針棒糸掛けの順で針棒に針止め金具に入れます。 その状態で針棒に差し込みます。
マイナスネジで固定します。 正常な糸道画像 最後にミシン針を取付けて完了です。
< 使っているミシンの調子悪く、お困りになった時やミシンの点検、オーバーホールを考えている方、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください! ■ミシン販売専門店、修理の問い合わせ先 2024 10 26 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0) |
【ブラザー・コンピューミシン・PS202X・PS203X・ PS205Xのトラブル解消法②】 PS202X PS203X 205X 糸通しフック交換、針穴に糸が通らない、針穴通しがうまくできない、針通し不良、自動針穴通し不良、自動糸通し不良こんにちは! ミシンの病院医院長 1級縫製機械整備士の早乙女です。
・ルーペ(拡大鏡/虫めがね)、細目のプラスドライバーの2点が必要となります。
ミシンは使用状態から背中倒しにした方が作業が楽にできます。
下方向へ引っ張ると糸通しフック部は取れます。 次に新しい糸通しフック部を軸に差し込み、ネジを固定します。
はずみ車を反時計方向へ回し、針棒位置を一番高い位置にします。 【高さが合わない場合】 高さ調整方法は針穴手前まで針穴通し器を回転させ、高さを確認します。
糸通しフックの高さが合わない場合は固定ネジを緩め、フックの高さを上下に微調整します。
最後にミシン糸が針穴に糸が通れば終了です。 【フックが針穴に対し左右にずれている場合】 PS200X系の糸通しフックにはフック位置を左右に調整できる固定ネジがあります。 ネジを緩めて、板状の金具を左右に移動させ、フックが針穴の貫通する位置にルーペ(拡大鏡/虫めがね)を使い、微調整をします。
最後にミシン糸が針穴に糸が通れば終了です。
左側は固定ネジ穴上下部が割れている画像です。 < 使っているミシンの調子悪く、お困りになった時やミシンの点検、オーバーホールを考えている方、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください! ■ミシン販売専門店、修理の問い合わせ先 2024 09 21 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0) |
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