糸調子が合わない(ブラザーPC8000)先日舞い込んだ、ブラザーPC8000の修理依頼です。
PC8000は、標準の上糸調子が4.0に設定されています。 きちんと合わせたつもりでも、ミシンを操作している間に何かの拍子に設定をいじってしまうことがあります。
赤い線が糸道で、黄色で囲った部分に上糸を調節するための皿が付いています。
横から見るとこのような感じになっていて、皿の隙間をかえることで糸調子を調節しています。
ところが、皿の間にぬい糸よりも太い糸や糸くずなどが挟まっていますと、糸くずがつっかえ棒のような役割をするので、押え金を下げて引っ張っても、上げたままで引っ張ったときとあまり変わらない力で引っ張れてしまいます。 押え金を下ろしているのに糸が簡単に引っ張れてしまう場合は、皿の間に何かが挟まっているということです。
糸調子が狂うというのとは少し違いますが、③の内釜にキズがついているというのも、縫い目が汚くなる原因です。釜のキズに糸が引っ掛かってしまい、糸調子は合っているのに縫い目が汚くなってしまうのです。 投稿者 yamamoto : 2008年03月15日 11:00 トラックバックこのエントリーのトラックバックURL: コメントこのページへのご意見、ご感想、ご要望などコメントをお願い致します。 |
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