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下糸のセット方法について

こんにちは修理担当の早乙女です。
家庭用ミシンのほとんどの機種が水平釜仕様なります。
水平釜仕様はボビンを内釜に入れて、中央の糸調子ミゾに
糸を入れるとセット完了ですが誤りが有ると縫い目にならない
場合も有ります。

良く初心者の方や久々に使って見たら糸調子がうまくできない等の
ご質問が多々有りますので今回は、家庭用ミシンの基本的な
下糸の入れ方を掲載します。


ito2%20001-1.jpg

手順1  正常なボビンの入れる向きは、ミシンを正面に置いた場合 
数字9の反対向きとなります。

ito2%20002-2.jpg

手順2  ボビンを内釜にセットします。

ito2%20003-3.jpg

手順3  左手、人刺し指でボビンに中心を軽く押さえます。

ito2%20004-4.jpg

手順4  ボビンを押さえたまま右側から左方向に糸がピーンと
張った状態で糸道をたどります。

ito2%20005-5.jpg

最後に上糸を右手で持ち、右側面のプーリー(はずみ車)を時計と
反対廻りに一回転させて下糸をすくい上げて終了です。

ito2%20007-7.jpg

正常にセットされている写真です。
正常にボビンがセットされた時は、ボビン右端から針穴に向かいます。

ito2%20008-6.jpg
不正常にセットされた例です。
このような状態の場合は再度、入れ直しして下さい。


ワンポイント
必ず下糸のセットの時はボビンの中心を指で押し、糸がピーンと
張った状態で糸道を通して下さい。

投稿者 saotome : 2010年07月08日 15:43

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