エルナミシン・eina air electronic SU・エアーエレクロニックsu・エルナミシン修理・オーバーホール・スイス製einaミシン・伊藤忠商事・エルナロータス・エルナステラ・eina Stella ・einaミシン・エルナミシン・スイス製エルナミシン・エルナ伊藤忠商事こんにちは! ミシンの病院医院長、1級縫製機械整備士の早乙女です。
こちらのエアーエレクロニックSUは、ロータスやステラといったエルナミシンの小型系モデルに対して、金属製釜やエアー式フットコントローラーなどを備えたレギュラーサイスのモデルとなります。
お客様より、使用していたら急に止まり、はずみ車も回らなくなってしまったとの事でご相談をいただき、当店(東京都/杉並区)にお持ち込みをされました。
こちらは中釜を外した状態の釜部の画像となります。ホコリの蓄積や汚れなどが見られます。
上部を見てみると、ホコリや汚れ、錆が多く見られ、油分もかなり少ない状態になっておりました。
こちらは下軸部の画像です。油分は少ないように見受けられますが、良好な状態を維持しています。
右側から見た画像です。エルナsuは、モーターの動力をベルトで伝える一般的な仕組みとは異なり、モーターの動力をゴム輪を介してはずみ車に伝える仕組みとなってます。
外装備品を全て取り外し、分解してクリーニングします。
こちらはクリーニング作業中の画像です。クリーニング剤を使用して洗浄すると、痛みが酷い場合には黒っぽい液が出てきますが、今回は茶系色の液なので予想よりは痛みは少ないようです。
今回動きが悪くなった原因は、この部分にあります。
モーターの動力をはずみ車に伝える駆動ゴム輪の部分です。弾力性がなくなり、劣化が進んでいます。
全てのクリーニングが完了しました。
上部の画像 下軸部の画像
釜部の画像
張力調整を行い、糸調子も改善し綺麗に縫えるようになりました。
各部点検、試縫いを行い全ての作業が完了しました。 使っているミシンの調子が悪く、お困りになった時やミシンの点検、オーバーホールをお考えの方、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください! ■ミシン販売専門店、修理のお問い合わせ先
投稿者 saotome : 2023年10月13日 17:02 トラックバックこのエントリーのトラックバックURL: コメントこのページへのご意見、ご感想、ご要望などコメントをお願い致します。 |
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