ジャノメミシン・マリーナー366型 修理・オーバーホール トピア エクセル メモリークラフト ニューホーム センサークラフト プレールこんにちは! ミシンの病院医院長、1級縫製機械整備士の早乙女です。 こちらのミシンは、60年以上前に発売されたジャノメ製の直線専用機です。 使用されている方は80才を超える方で、長く大切に使用されていたようですが、しばらくぶりに使用したところ、
クリーニングする前の上部、下部の画像です。
土台のケース部です。足ゴムが1箇所だけになっていた為、ミシンを置いた時に不安定でした。
こちらは下糸巻機構です。
外装部品を全て取り外します。
上部の鉄棒クランク周辺は、油分や付着物も少なくきれいな状態でしたが、プーリー周辺は洗浄剤を何度注入しても
クリーニングが完了した後の画像です。 上部
下部、各部に注油及びグリスアップします。
こちらはフットコントローラーのターミナル部です。 モーターベルトも交換が必要な状態です。
土台のケースに生じたヒビ割れを補修し、汎用品の足ゴムを4個取付けます。
こちらは針板の画像です。針落ち穴の縁に針傷は見られませんでしたが、外周の針傷を研磨して糸が引っ掛からないよう処置します。
針釜隙間を調整し、その後試縫いテストを行います。60年以上前のミシンですが、良好な縫い上がりです。
内部及び外装の洗浄クリーニング、劣化部品の交換、各部点検、固定ネジ増し締め、グリスアップ、試縫いなどを行い、オーバーホール完了しました。 使っているミシンの調子悪く、お困りになった時やミシンの点検、オーバーホールを考えている方、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください! ■ミシン販売専門店、修理の問い合わせ先 投稿者 saotome : 2023年07月01日 15:57 トラックバックこのエントリーのトラックバックURL: コメントこのページへのご意見、ご感想、ご要望などコメントをお願い致します。 |
Copyright (C) 日本ミシンサービス株式会社 All Rights Reserved.