シンガールミナ3000 ルミナ ルミナシリーズ シンガー日鋼製ルミナ3000 シンガーハッピージャパン モニカピクシー シンガー修理 シンガーミシン修理 シンガーモナミ シンガー日鋼株式会社こんにちは! ミシンの病院医院長、1級縫製機械整備士の早乙女です。 今回、修理・オーバーホールするミシンは、シンガーミシン・ルミナ3000です。
それでは早速、分解していきます。
こちらは上部の針棒周りと、はずみ車周りの画像です。
釜部分には広範囲に多くの綿ホコリが付着しています。
こちらは下軸部周りの画像です。
外装部品を全て分解し、洗浄していきます。
こちらは針棒クランク部の画像です。
針棒の振複部もクリーニングして、分解します。
針棒クランク部を分解してみると、駆動箇所から黒い液が出ていることが確認できます。
こちらはモーター側のベルトテンショナー部分です。劣化してガム状に
こちらは送り機構の送りギヤー部分です。付着している乾いたグリスや変色した油分を除去します。
クリーニングを済ませた針棒クランクのパーツ類です。
下糸巻きゴムには、劣化によるヒビ割れが生じていましたので交換します。
試縫いを行い、良好な縫い目を確認できました。
グットデザイン賞シールも貼り直します。
針棒クランク及び下糸巻きゴム輪の交換、針基線位置調整、グリスアップ、固定ネジの増し締め、試縫いなど全ての作業が完了しました。 このように30年、50年と経過した旧型のミシンでも、修理・オーバーホールをすることでまだまだ現役として活躍できます。 使っているミシンの調子が悪く、お困りになった時やミシンの点検、オーバーホールをお考えの方、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください! ■ミシン販売専門店、修理のお問い合わせ先 2023 10 28 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0) |
エルナミシン・eina air electronic SU・エアーエレクロニックsu・エルナミシン修理・オーバーホール・スイス製einaミシン・伊藤忠商事・エルナロータス・エルナステラ・eina Stella ・einaミシン・エルナミシン・スイス製エルナミシン・エルナ伊藤忠商事こんにちは! ミシンの病院医院長、1級縫製機械整備士の早乙女です。
こちらのエアーエレクロニックSUは、ロータスやステラといったエルナミシンの小型系モデルに対して、金属製釜やエアー式フットコントローラーなどを備えたレギュラーサイスのモデルとなります。
お客様より、使用していたら急に止まり、はずみ車も回らなくなってしまったとの事でご相談をいただき、当店(東京都/杉並区)にお持ち込みをされました。
こちらは中釜を外した状態の釜部の画像となります。ホコリの蓄積や汚れなどが見られます。
上部を見てみると、ホコリや汚れ、錆が多く見られ、油分もかなり少ない状態になっておりました。
こちらは下軸部の画像です。油分は少ないように見受けられますが、良好な状態を維持しています。
右側から見た画像です。エルナsuは、モーターの動力をベルトで伝える一般的な仕組みとは異なり、モーターの動力をゴム輪を介してはずみ車に伝える仕組みとなってます。
外装備品を全て取り外し、分解してクリーニングします。
こちらはクリーニング作業中の画像です。クリーニング剤を使用して洗浄すると、痛みが酷い場合には黒っぽい液が出てきますが、今回は茶系色の液なので予想よりは痛みは少ないようです。
今回動きが悪くなった原因は、この部分にあります。
モーターの動力をはずみ車に伝える駆動ゴム輪の部分です。弾力性がなくなり、劣化が進んでいます。
全てのクリーニングが完了しました。
上部の画像 下軸部の画像
釜部の画像
張力調整を行い、糸調子も改善し綺麗に縫えるようになりました。
各部点検、試縫いを行い全ての作業が完了しました。 使っているミシンの調子が悪く、お困りになった時やミシンの点検、オーバーホールをお考えの方、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください! ■ミシン販売専門店、修理のお問い合わせ先
2023 10 13 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0) |
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