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【ブラザー・コンピューミシン・PS202X・PS203X・ PS205Xのトラブル解消法②】 PS202X PS203X 205X 糸通しフック交換、針穴に糸が通らない、針穴通しがうまくできない、針通し不良、自動針穴通し不良、自動糸通し不良

こんにちは! ミシン販売専門店 1級縫製機械整備士の早乙女です。
「ブラザーコンピューミシンPS205X」には自動針穴通し機能が付いていますが針穴に糸がうまく通らない、針穴通しができないなどの相談があります。
ご自身で解消できる場合もありますので参考にきてください。
今回、糸通しフック部の交換方法をお教えします。

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【必要な工具】
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・ルーペ(拡大鏡/虫めがね)、細目のプラスドライバーの2点が必要となります。
ドライバー画像・・・上側が細目タイプ、下側が標準的なタイプ(使用不可)です。


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ミシンは使用状態から背中倒しにした方が作業が楽にできます。
ますは糸通しフック部の固定ネジ(プラスネジ)1本外します。


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下方向へ引っ張ると糸通しフック部は取れます。

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次に新しい糸通しフック部を軸に差し込み、ネジを固定します。


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はずみ車を反時計方向へ回し、針棒位置を一番高い位置にします。
次に針通しフック(槍状)が針穴の中に貫通しているか確認します。
この時、必ずルーペ(拡大鏡/虫めがね)で確認してください。
こちらの画像は針穴に対し正常なフック位置となります。 

【高さが合わない場合】

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高さ調整方法は針穴手前まで針穴通し器を回転させ、高さを確認します。
画像ではフックが針穴より上位置になっています。


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糸通しフックの高さが合わない場合は固定ネジを緩め、フックの高さを上下に微調整します。


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行い、針穴にフックが貫通しているかを確認します。

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最後にミシン糸が針穴に糸が通れば終了です。

【フックが針穴に対し左右にずれている場合】

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PS200X系の糸通しフックにはフック位置を左右に調整できる固定ネジがあります。
細いプラスドライバーで固定ネジ反時計方向へ回し少し緩めます。

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ネジを緩めて、板状の金具を左右に移動させ、フックが針穴の貫通する位置にルーペ(拡大鏡/虫めがね)を使い、微調整をします。


針穴手前まで針穴通し器を回転させ、左右のズレを微調整します。
何度か繰り返し、針穴にフックが貫通する動作を確認してください。


IMG_2250.jpg1.jpg

最後にミシン糸が針穴に糸が通れば終了です。


IMG_2252.jpg1.jpg2.jpg

左側は固定ネジ穴上下部が割れている画像です。
注意)ネジ締めが強いとフック固定部が割れる場合もあります
ネジが緩まない程度に締め付けにしてください。 
※今回の記事でうまく調整できない場合には販売店にご相談ください。

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使っているミシンの調子悪く、お困りになった時やミシンの点検、オーバーホールを考えている方、迷わず当社修理窓口にお気軽にご相談ください!

■ミシン販売専門店、修理の問い合わせ先
TEL : 0120-28-5828 (フリーダイヤル)
FAX : 03-3329-5567
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2024 09 21 | この記事へのリンク | この記事へのコメント (0) | トラックバック (0)


【ブラザー・コンピューミシン・PS202X・PS203X・ PS205Xのトラブル解消法⓵】 PS202X PS203X 205X 針穴に糸が通らない、針穴通しがうまくできない、針通し不良、自動針穴通し不良、自動糸通し不良

こんにちは! ミシン販売専門店 1級縫製機械整備士の早乙女です。

「ブラザーコンピューミシンPS205X」には自動針穴通し機能が付いていますが針穴に糸が通らない、うまくできないなどの相談があります。

IMG_2179.jpg1.jpg

ご自身で解消できる場合もありますので参考にしてください。
ミシン針の曲がりのおそれもありますので新しいミシン針(平針/HA11番)を交換します。
※ミシン針はHA11番以外、(9番・14番など)使わないようにしてください。

【必要な工具】 
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・拡大鏡/虫めがね (糸通しフックは小さいため拡大しないと見えづらいので必ず必要です。)
・細目のプラスドライバー
・カッターナイフ又は細いマイナスドライバーの3点が必要となります。
※カッターナイフの方は薄いためお勧めします。


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ミシン本体の針上下ボタンを押し、針棒を上位置にします。

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自動糸通しレバーを下げます。

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下げた状態でレバーを回転させ、針通しフック(槍状)が針穴の中に貫通しているか確認します。
この時に拡大鏡/虫めがねで確認します
正常なフック位置の画像です。
このように通しフック(槍状)が穴に貫通しているか?確認ください。


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不具合画像・・・見えづらいですが糸通しフックは針穴の右側に反れています。


【フックの高さは問題ないが左右にずれている修正方法】
修正方法⓵
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ミシン針を外し、フックの隙間にカッターナイフや細目のマイナスドライバーなどを根本まで差し込み、軽い力でフック曲げて修正します。


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修正後、再度ミシン針を付けて針穴に貫通しているか確認します。 
針穴にフックが貫通していない場合は再修正します。


修正方法②
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PS200X系の糸通しフックには左右に調整できる固定ネジがあります。
細いプラスドライバーで固定ネジを反時計方向へ回し、少し緩めます。

IMG_2202.jpg1.jpg2.jpg

板状の金具を左右に動きますので、フックが針穴の貫通する位置に拡大鏡/虫めがねを使い、微調整をします。
フック位置が合いましたら固定ネジを締めます。


IMG_2250.jpg1.jpg

最後にミシン糸が針穴に通れば完了です。

参考画像1
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このように糸通しフックの固定ネジ付近、上下にヒビ割れ/亀裂がある場合は修正/調整では回復しませので糸通しフックの交換が必要となります。


参考画像2
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PS205Xの分解したフック部です。
このように曲がり/捻じれがある場合にはスムーズに糸が引っ張れないため交換となります。
※フック固定板の左右調整範囲を超えている場合やフック潰れや変形がある場合も交換となります。

※今回の記事でうまく調整できない場合には販売店にご相談ください。

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